鈴木光司さん Vs. 矢口高雄

「釣りキチ三平 CLASSIC」48号&49号

鈴木光司さんと矢口の対談風景。「釣りキチ三平/CLASSIC」48号、49号。場所は「丸の内ホテtokyo」での対談。去年出来たばかりなのでとっても綺麗で室内も何だかハイテクって感じでした。矢口なら絶対に使いこなせないだろう。

今や人気作家といえば「鈴木光司」さんだろう。リング、らせん、ループ等々次々と映画化してついにはハリウッドが目を付け、全米でも大人気!!57年浜松市生まれの鈴木さん。90年、「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。

翌91年には「リング」を発表、後年これが続編の「らせん」「ループ」も交えて大ブームとなり一躍ベストセラー作家となる。子育てに関するエッセイも多い。他の作品に「バースデイ」「仄暗い水の底から」「新しい歌をうたえ」など。実生活では2人の娘を育てた経験をもつ。“文壇最強の子育てパパ”と言われる鈴木さん。

とにかくリングの「貞子」は怖かった。最後にテレビのブラウン管から出てくる貞子は今でも忘れられない・・・しばらくは夜中にテレビを観るのが怖かった時期がありました。原因は貞子が現れるんじゃないかという被害妄想だったかも。それだけに鈴木さんの作品は真に迫っているというか一言で怖いのよね~・・・

Y:ボクはあまり幽霊とか超自然現象は、信じないんですが、鈴木さんの作品はなんというか納得するものがありました。ただ怖がらせるだけじゃなく何故、こうなったのかという設定が非常に素晴らしく描かれてましたね。登場人物のメンタルな面が恐怖を呼ぶというか・・・ボクには絶対に描けませんよ

S:確かにホラー物がヒットして定着していますが、今年(2005/1/30)、「未来を生きる君へ」(毎日新聞)というメチャ明るい作品を書きました。実は僕、冒険が大好きなんです。
Y:えっ?冒険って宝探しか何か?
S:違いますよ~バイクでアメリカ大陸を横断とか、ヨットで太平洋横断とか・・・

Y:凄いな~バイクでアメリカを旅するなんて。ボクも君くらいの体力と若さがあったら中国を横断したいよ。
(BGM ヨーヨー・マ)

S:ヨットでの太平洋横断は、先々の計画ですが、今年は色んな所にヨットで行く計画があります。今から凄く楽しみ。
Y:そういえば君、インディ・ジョーンズに似ているね~
S:どちらかといえばジャック・スパロウの方が近いです。

それではヨットでの旅、気をつけて行ってらっしゃい!ボクの分まで・・・最後に恒例の色紙をプレゼント!