12月12日から1月31日まで石巻の石ノ森萬画館で「釣りキチ三平展」が開催される予定でしたが、矢口高雄の死去により追悼展としての開催となりました。石巻との交流が深い矢口高雄も楽しみにしていた展示会なので代わりにお邪魔してきました。ちなみに開館時間は9:00-17:00。12/31(木)のみ15:00閉館、1/1(火)、1/19(火)、1/26(火)は休館日です。
「萬画の国・いしのまき」に到着です。
石ノ森章太郎先生の人気マンガを車両にラッピングした「マンガッタンライナーⅡ」が停車してました。
仮面ライダーとゴレンジャーの車両とは素晴らしいですね。次に来たときはぜひ乗りたいです。
昼食は八幡屋さんで。石巻を訪れた漫画家の先生が必ず立ち寄るお店だそうです。矢口高雄、水島新司先生、ちばてつや先生の色紙が飾ってありました。
萬画館に行く前に近所の幼稚園に案内して頂きました。そこには我々も知らなった矢口高雄が三平くんをシナの一枚板に描いたものが飾ってありました。これには驚きましたね。
その後、日和山公園へ。東日本大震災の時は多くの市民がこの山に避難したとのことです。今では復興の様子を垣間見ることが出来ます。中州にある宇宙船のような建物は石ノ森萬画館です。
夕方になって石ノ森萬画館に到着。こちらは後方。
エントランスには漫画家の先生方の手形が並んでいて、最後は石ノ森先生と握手が出来ます。
到着しました。
こちらが入口になります。観覧料は大人840円/中高生520円/小学生210円/未就学児無料(常設展観覧料含む)です。
そして『釣りキチ三平』の原稿、原画の世界へ。
私の好きな「有明海のムツゴロウ」のコーナーの他、ネタバレになるので詳細は書きませんが、様々な名場面の原画やカレンダー等のために書き下ろされたカラー原稿も展示されています。
今回の展示で是非とも見て頂きたいのが一平お爺さんが亡くなった後、三平くんと魚紳さんが再会する場面の原画です。この見開きの迫力は原画でないと味わえないと思います。
展覧会限定「釣りキチ三平」コラボメニューもあります。むつかけカレーは食べてみたかったですね。
また、石ノ森萬画館と横手市増田まんが美術館との「おさかなスタンプラリー」も開催中です。
特設グッズ売り場もありました。
残念ながら今回の展示会は追悼展となってしまいましたが、『釣りキチ三平』の魅力を原画を通してさらに楽しめる内容となっています。コミックや電子書式で読む以上の感動をきっと味わえますし、原画鑑賞後にコミックや電子書式でもう一度読み直すとさらに『釣りキチ三平』の世界を知ることが出来ると思います。
石ノ森萬画館へのウェブサイトはこちらから → 石ノ森萬画館
釣りキチ三平展のチラシのダウンロードは下から