横手市増田まんが美術館『故郷清明 矢口高雄画業50周年記念展』[終了]

10月10日から1月11日まで横手市増田まんが美術館にて『故郷清明 矢口高雄画業50周年記念展』が開催されています。開館時間は10:00~18:00( ※最終入場17:30)。矢口高雄は5月にすい臓がんを宣告された時、この展示会まではどうにかし生きていたいと医師に話すほど楽しみにしていました。残念ながら矢口はこの展示会に訪れることは出来ませんでしたが、その模様を仏前に報告できればと横手を訪れました。

雪に埋もれたまんが美術館。到着まで悪天候でしたが虹が出るほどに晴天に。矢口が晴れ男だったことを思い出します。

検温してからの入館となります。

献花台が設置されていました。

さて、入場です。ちなみに入場料は大人 800円/高校生 600円/中学生 400円/ 小学生 200円 /未就学児 無料です。

展示は3部に分かれています。まずは第1部の「画業50周年記念原画展」から。デビュー当時からの作品の原画が網羅されており、圧巻されます。グッズコーナーもありました。

第2部は地元新聞社である秋田魁新報社との連携企画の『時代を語る「マンガ万歳」より』でこちらの展示は非常に興味深かったです。書籍『マンガ万歳~画業50年への軌跡』を展示化したもので目で見る矢口高雄の伝記となっています。こちらは家族でさえ初めて見るものがあったりと必見の内容となっています。

『釣りキチ三平』の傑作「少年の夏」も収録されています。

クリックで購入できます。

『「マンガ万歳―画業50年への軌跡」語り 矢口高雄』

こんなお茶目な写真もありました。

カフェでは期間限定メニューも豊富でこちらはバチヘビドッグです。

石巻の石ノ森萬画館とのスタンプラリーも忘れずに。

そして、第3部の故郷清明 「複製原画展」は会場を横手市増田伝統的建造物群保存地区内, 旬菜みそ茶屋くらを/増田観光物産センター蔵の駅に移しての展示となっています。

帰りは秋田空港で陶板レリーフを見て帰りました。まだご覧になっていない方はぜひこちらにもお立ち寄りください。

原画展につきましては以前にも開催されたことがありますが、第2部のような構成の展示はかなり貴重だと感じました。。おそらくこれほどの規模の展示会は今回が最後になると思われます。終了日が迫っていますが矢口ファンの方には是非訪れて頂き、矢口のこの展示会にかけた思いを共有して頂けた嬉しいです。

横手市増田まんが美術館のサイトはこちらから → 横手市増田まんが美術館

故郷清明 矢口高雄画業50周年記念展のチラシのダウンロードは下から