東日本大震災から10年

東日本大震災から10年が経とうとしています。東北出身の矢口は現地の状況をとても憂慮していました。特に盟友の石ノ森章太郎先生の石ノ森萬画館がある石巻が大きな被害に遭っていると知りとても心配していましたし、震災後もチャリティーオークションやチャリティーサイン会にも積極的に参加していました。私どもが石巻を訪れた際も矢口が萬画館の創設、震災後の復興について尽力していたと現地の皆さんから感謝されていたのを誇らしく思いました。

マネージャーのRさんによると矢口の事務所もかなり揺れたそうです。

当時の矢口のコメント

当時、被害に遭った方々に向けて描かれた色紙。

その震災時、横手市増田まんが美術館の大石さんと、石ノ森萬画館の木村さんは石巻で合同イベントについての打ち合わせをしていました。そして、震災に遭うわけですがその時の模様が『風の絆 ~東日本大震災を駆けた男たち~』に纏められています。画は村枝賢一先生で冊子の他、月刊少年マガジン紙上でも発表されました。お2人を知っている方が見ると良く似ているのが確認できて楽しいと思います。

大石さんも木村さんもマンガの将来の為に頑張ってくださっており感謝しております。また近いうちに石巻と横手を訪れたいですね。ちなみにこのエピソードは『仮面ライダーSPIRITS(15)』(間違えました。ムナゾーさんご指摘ありがとうございます)『新仮面ライダーSPIRITS (15) 』に収録されているとのことです。

特に石ノ森漫画館は仮面ライダーファンにとっては聖地です。歴代ライダー大集合!


個人的には「ライダーマン」と「仮面ライダー響鬼」が大好きですね。

特に『仮面ライダー響鬼』は主題歌が良いですね。『釣りキチ三平』の「若き旅人」と双璧です。

ご存知の方も多いと思いますが、この『仮面ライダー響鬼』はかなりの問題作で “平成の『仮面ライダーアマゾン』”とも形容されています。『仮面ライダー響鬼の事情: ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか』にその経過が詳しく載っていて面白いです。