矢口高雄の新画集、8月10日発売の『イブニング』誌上にて告知されています。目印は表紙の三平くん！
なんと収録作品全20点を公式サイトで特別先行公開中です。→ https://evening.kodansha.co.jp/news/5128.html
実は今回、矢口高雄が小学5年生の時に描いた画も収録されています。
小学5年生にしては渋いモチーフですが農家の生活の雰囲気が良く出ていますねー。影とかもちゃんと書き込んでいます。
ところで筋金入りの『釣りキチ三平』マニアでも知らないであろう『釣りキチ三平』トリビアを。
KC版『釣りキチ三平』65巻のエピソードに、亡くなった一平じいちゃんが大切に保管していた箱の中から三平くんのテストの答案や成績表、図画が出てくるというものがありました。
しかし、矢口は三平くんの画をどうしても小学5年生っぽく描くことが出来ませんでした。試しに左手で描いてみましたがそれでも小学5年生とは思えないほど巧い画になってなってしまいました。アシスタントさん達にも描かせてみましたがどうしても納得がいきませんでした。そこで次女かおるに白羽の矢が立ちました。当時すでに中学生だったのですが試しに描かせてきたところ納得の小学生の三平くんらしい画となりそのまま掲載されることになりました。それが以下のページになります。
お分かりいただけたであろうか？ 一番上のデッサンがくるった一平じいちゃんと三平くんの画が、次女かおるによるものだそうです。魚の画や下段の画は書いた記憶がはないそうですが当時発売された週刊少年マガジンには「協力：かおる」のクレジットがあったそうです。
全集の受注は開始されています。→ https://kodanshaonlinestore.jp/products/detail.php?product_id=360
