「つちのこ」写真に2億円!?

矢口プロに京都から怪しい封筒が・・・・、そして、こんな案内が・・・・。
 

京都在住の「ツチノコ」マニアさんの企画です。実はこの方は矢口の生前、矢口と「ツチノコ」についてやりとりをしていて私も噂には聞いていたのですが、こんなガチなのが来てちょっと驚いています。ちなみに矢口プロは一切関与しておりません。ですので連絡先も自力でお探しください。笑 

しかし、「ツチノコ」と言えば矢口高雄というのは否定できません。矢口高雄が1973年、週刊少年マガジン17号、28号、36号、47号に掲載された『幻の怪蛇バチヘビ』が日本に一大ツチノコブームを巻き起こしたと言われています。
 

また、増刊号も発売されていました。この増刊号で特筆すべきは三浦みつる先生の初期作品が掲載されていること!
 

当時はテレビでかなり取り上げられていましたね。私自身ももとからUMA系大好き少年だったので夢中になりました。私のバイブル「ジュニアチャンピオンコース 動物の驚異 なぞの怪獣・珍獣を追え」にも登場してました。
 

久し振りに読んだら止まらなくなった。笑 「ヒバゴン」も好きでした。
 

当時、「ツチノコ=バチヘビ」はいろいろなマンガに登場していました。私が尊敬する赤塚不二夫先生の『天才バカボン』ではこんな風に。笑 「赤塚不二夫『天才バカボン』コジキ鳥のおじさんなのだ」から。
 

もう一人、私が尊敬するマンガ家の山上たつひこ先生ではこんな風に。「『喜劇新思想体系』山騙狂騒曲 」から。
 

ちなみに『喜劇新思想体系』の「山騙狂騒曲」はセンシティブな人は読まない方が良いと思います。他にも『どらえもん』や『ちびまる子ちゃん』にも『ツチノコ』は登場しますね。
 

『バチヘビ』については矢口も以下のように述べています。
 

ここからはどうでもいい話が続きます。私が「バチヘビ」の大ファンである証拠に矢口プロでの名刺には『バチヘビ』を使わせていただいております。評判悪いです・・・・。
 

また、余談ですがグッズも集めて飾ったりしています。真ん中のは海洋堂さんのソフビトイボックスのでさすがに出来が良いですね。向かって右はHOTANTというブランドで詳細はよく分かりませんが陶器製でとてもリアルで気に入ってます。さらにどうでもいい話ですが、私が一番好きなウルトラマンシリーズの怪獣は恐竜戦車でこう並べてみるとなにか共通点がありますね。
 

「ツチノコ」にも足が無いですが蛇足でもうひとつ、私は某日本最大部数を誇る月刊オカルト情報誌の読者でもあるのですが、以前、本業でその雑誌の編集長に会った時に、矢口高雄メインで「ツチノコ」特集をやっては?とお話したのですが実現できなかったのが残念でなりません。

そこで矢口高雄の『幻の怪蛇バチヘビ』を読んでみたいと思われた方にお勧めなのは講談社漫画文庫版です。実は「バチヘビ」の物語は『オーイ!! やまびこ』でも取り上げられていて講談社漫画文庫版だと両方収録されています。
 

『オーイ!! やまびこ』では第2巻に収録されています。