絶賛開催中の福岡県北九州市小倉の北九州市漫画ミュージアム『矢口高雄展 夢を見て 描き続けて』において4月29日マンガ家の井上正治先生をお招きしてのトークイベントが行われることになりました！
トークイベント「釣り人マンガ家・井上正治に聞く！矢口作品の魅力」
北九州ゆかりのマンガ家であり、情熱的な釣り人であり、矢口作品の大ファンである井上正治先生にその魅力を伺います。
「釣りキチ三平」をきっかけに釣りを始めたという井上先生。矢口作品の何が少年達を釣りに駆り立てたのか、そして読者を惹きつける技巧の数々を、マンガ家の目線から語っていただくトークイベントです。
≪開催日時≫4月29日（金・祝）14時～15時30分
≪会 場≫ あるあるCity 地下1階 B1Fスタジオ
≪定 員≫ 先着40名
≪参 加 費≫ 無料
≪申し込み方法≫
2022年4月1日（金）12時から北九州市の電子申請サービスにてご予約ください。（定員になり次第締め切り）https://ttzk.graffer.jp/city-kitakyushu/smart-apply/apply-procedure/7095843193615368216
本イベントはYouTubeで同時配信予定です
URL：https://youtube.com/channel/UCpMMneokbe76uei7_TpE3Ig
YouTubeでの配信があるのが嬉しいですね。展示物の配信にもOKを出しましたのでひょっとしたら原画展の模様もちらっと見れるかもしれませんよ！
なにより、トークイベントに登壇してくださるのが井上正治先生というのが嬉しいじゃありませんか。井上正治先生にはたくさんの代表作がありますが、個人的には何といっても『マラソンマン』ですね。この作品、簡単に説明するのが非常に難しい作品で「週刊少年マガジン」に連載されていながら内容的にはかなり難敵だったりします。
最初は『がんばれ元気』のマラソン版？と涙泥棒的な展開なのですが、月日が経つと主人公が水泳をしていたり、駅伝編は『弱虫ペダル』的な展開で青春ものになったかと思うと、裏社会編になだれ込み、さらに馬牧場編から最後はマラソンに戻るという展開なのですが各パートの内容が濃くてかなりの読みごたえがあります。
矢口高雄作品との共通点としては取材力があるのではないでしょうか。ちゃんと裏付けも説明されてるので読んでいて納得することが多いです。あと走っているシーンが多いので構図が単調になるかと思いきや様々な工夫がされていて飽きることがありません。
井上正治先生の作品を読んだことの無い方は、なんと今アマゾンで電子書籍の『マラソンマン』合本が1巻当たり11円！で販売されています。全7巻ですので77円でこの名作が手に入ります。 現在はKindle unlimited で読み放題です。
『マラソンマン』を読んでこのトークイベントに参加すると何倍も楽しめると思います。なにより井上正治先生が矢口高雄を語るという貴重な機会なのでお近くの方、このタイミングで展示会を訪れる方は是非参加してください！
