☆前回お伝えしましたが、2月18日から、山と溪谷社(ヤマケイ文庫)様から、矢口の作品『激濤(ゲキトウ) Magnitude7.7』が復刊され、全国の書店に並んでおります。『釣りキチ三平』などを通じて、日本の自然の美しさや豊かさを描くことが多かった矢口ですが、この作品は少し趣が異なります。テーマとなっているのは、1983年(昭和58年)に発生した「日本海中部地震」と、その直後の大津波です。
秋田出身で、ご存知の通り何よりも釣りを愛していた矢口にとって、この震災は大変ショックな出来事でした。というのも、津波の犠牲になられた方の中に、海釣りを楽しんでいた釣り人たちが多く含まれていたからです。身内が言うのもなんですが、地震や災害が常に身の回りに起こる可能性がある日本なので、再び皆さまに読んでいただく意味がある作品なのではないかなと感じています。
今回の復刊にご尽力いただいた山と溪谷社の皆さま、そしていつも矢口作品を大切に読んでくださる読者の皆さまに、心より感謝申し上げます。すでに全国の書店やオンラインショップで発売中ですので、見かけましたら、ぜひお手に取ってみてくださいね。
☆3月となったので壁掛け&卓上カレンダーも3月へと変わるわけですが今月のデザインはいかがでしょうか?こちらもカレンダー初登場です。描き文字の入ったものは今まで使ってこなかったのですが、これも矢口の魅力だと思い使用しました。

Speech Balloon Storesでまだ若干数在庫があるようですので買い逃しの内容に!
☆2024年に三栄様から『釣りキチ三平大解剖』という素晴らしいムック本が発売されたのを覚えてらっしゃいますでしょうか?
その、大変ご好評いただいた『釣りキチ三平大解剖』ですが、ついに待望の続編が3月31日に発売されることになりました!タイトルはずばり、『矢口高雄の世界』です。
今回の本は、見どころが本当に盛りだくさんです!
・当時の裏話が聞けるかも?貴重なインタビュー
長年共に歩んできた編集者さんや、歴代のアシスタントさん達のインタビューが掲載予定です。
・幻の作品がついに!単行本初収録
なんと、ダイワ精工(現:グローブライド)様の広告タイアップまんがが、
今回ついに単行本初掲載となります!
これまでなかなかお見せできなかった秘蔵の作品やエピソードが詰まった一冊になりそうです。身内としても「あの話が載るのか!」と、いやー、完成が本当に楽しみですね。皆様もぜひ、発売日を楽しみにお待ちください!


東京湾の背景がとても新鮮ですね。
☆なんと、医学系出版社の南江堂様が運営するサイト「NurSHARE(ナーシェア)」にて、矢口高雄と『釣りキチ三平』をご紹介いただきました!自治医科大学医学部 文化人類学研究室の田中大介教授が月1回連載されているコラム、「おとむらいフィールドノート」での掲載となります。
ファンの皆様の間でも高い評価を受けている「最終章 釣りキチ同盟」の前半エピソード(週刊少年マガジンコミックス64巻)について、文化人類学という専門的な視点から深く掘り下げていただいています。
単なる釣りマンガの枠を超え、こうした学術的な分野の先生にまで作品が届き、今もなお真剣に読み解いていただけることは、身内としても非常に光栄で感慨深いものがあります。
「あのエピソードにはそんな見方があったのか!」とハッとさせられる、大変読み応えのあるコラムです。皆様もぜひ、以下のリンクからご覧になってみてくださいね。

3月のカレンダーはその新しいムック本に載っていた作品からです。前回同様、綺麗な印刷ですのでお楽しみに!
