高橋よしひろ先生、4月1日より秋田・横手市増田まんが美術館の名誉館長に就任。

『銀牙』シリーズや『白い戦士ヤマト』で知られる高橋よしひろ先生が4月1日より秋田・横手市増田まんが美術館の名誉館長に就任すると発表されました。1995年の開館時より名誉館長を務めていた矢口高雄が2020年11月に死去したことを受けたもの。新名誉館長となった高橋先生は「たいへん名誉なことで、ありがたく思います。矢口先生の意志を継ぎ、その重責を果たしながら、まんが美術館の発展に寄与したい」とコメントしました。

「名誉」館長と「名誉」が付いていますが実際はまんが美術館と漫画家協会の間でかなり実務もあるようなので大変かと思いますが引き受けてくださりありがとうございます。

髙橋よしひろ先生といえばやはり『銀牙 -流れ星 銀-』シリーズですよね、もちろん、『悪たれ巨人』や『白い戦士ヤマト』も面白かったですが、『銀牙 -流れ星 銀-』シリーズは『銀牙 -流れ星 銀-』が全18巻、『銀牙伝説WEED』が全60巻、『銀牙伝説WEEDオリオン』が全30巻、『銀牙〜THE LAST WARS〜』が全22巻、そして、『銀牙伝説ノア』は現在まで9巻と大河ドラマとなっています、否、この場合は、銀河ドラマと言った方が正しいでしょう。

今なら『銀牙 -流れ星 銀-』の第1巻と第2巻はAmazon.co.jp の kindle unlimited で公開中です。

次女かおる提供の高橋先生のサインです。羨ましいですね…

私は動物マンガが好きで特に飯森広一先生の『ぼくの動物園日記 上野動物園・西山登志雄半生記』(みかんの皮を食べて死ぬキリンのエピソードや死んだ赤ちゃんを抱き続けるニホンザルの母親の話は結構トラウマ…)や『レース鳩0777』が好きでよく読んでいて、その後に高橋よしひろ先生の『白い戦士ヤマト』を読んだのですけどなんといっても舞台が闘犬で犬同士が血みどろで闘うのがちょっと苦手でそれほど熱心なファンでは無かったけど、『銀牙 -流れ星 銀-』は敵が熊だったのと、少年誌の連載なのに最初からスキー客の頭が熊に吹っ飛ばされる、雪の中、洞穴で飢えたマタギが盟友の猟犬を生き延びさせるため、自分の足をナタで切断してその犬に食べさせるとか物凄い展開ですっかり引き込まれてしまいました。犬が言葉を話すという擬人化には若干抵抗があったんだけど、ストーリーが素晴らしくて読み続けていくうちに人間とか犬とか関係なくなってしまいました。

イタリアで『釣りキチ三平』のアニメが人気があるように、フィンランドでは『銀牙 -流れ星 銀-』が人気がありますね。『銀牙 -流れ星 銀-』のアニメはAmazonのprime videoで「赤カブト編」まで見ることが出来ます。