水島新司先生の訃報を聞いて真っ先に思い出したのが1995年の「矢口高雄画業25周年記念パーティー」で水島先生が「25年後、仲間はみんな引退しているでしょう。残っているのは私と矢口さんの2人だけでしょう、その時は矢口さんは日本酒、私はコーヒーで祝いましょう」と最後の挨拶で語っていたことでした。残念ながら矢口が先に発ち、お祝いは出来ませんでした。でも水島先生にはもっと活躍して欲しいと願っていたのでとても残念です。次女かおるも訃報を告げられるとショックでふらついていました。そして母勝美に電話すると母勝美は涙声だったそうです。
その25周年記念パーティーのビデオから。
水島先生と矢口との交流は皆さんご存知の通りかなり古くて過去には対談もしています。
話によると水島先生のご長男と矢口の長女を結婚させようとかいう笑い話もあったそうです。次女かおるは二人が結婚すれば水島新司先生と親戚になれるかもと妄想していたそうです。
さらにどうでも良い話ですが、私は矢口高雄に『シロギスの涙』で登場した東京メッツの小田切選手は誰が描いたのかと聞いたことがあり、その時、矢口は自分で描いたと言ってました。ちなみにそのシーンでは水島先生と矢口高雄が夢の競演をしています。
ちなみに『シロギスの涙』はKCコミック12巻から15巻。上のコマは13巻から。
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さて、今日は『ドカベン』と『大甲子園』を読み漁りますか。私が『ドカベン』で一番好きなのはこの31巻です。